こんにちは。のむらです。(@yuukikico)
僕は半年間、毎日のようにOculus Questを使っているので、その良いところや悪いところを含めて6つの特徴お伝えしていきます。
Oculus Questが発売されてた2019年は「やっとVR元年がキタ!」と言われています。

それほどOculus Questの登場はVR界を騒がせる一件で、たちまち大ヒットしました。
何がそんなにすごいの?、実際どうなの?というところを説明していきます。
スタンドアロンという超快適体験

Oculus Questはパソコンとの接続が不要で本格的VRが楽しめるスタンドアロン型HMD(ヘッドマウントディスプレイ)です。
高クオリティのVRを楽しむなら、従来は高い処理性能を持つパソコンにケーブルをつなげてPCVRとして遊ぶのが主流でしたが、Oculus Questはパソコンもケーブルもなしで本体だけでVRを楽しめます。
Oculus RiftやVive ProなどがPCVRにあたります。

これによってVRを遊ぶときにわざわざパソコンを起動したり、ケーブルにイライラしたりすることがなくなりストレスフリーにVRを楽しむことができます。
正直、Oculus Questを体験するとPCVRはできなくなります。
パソコンレス、ケーブルレスはホントに快適です。
6DOFの濃厚なVR体験

Oculus Questは本体にカメラが4つあり、動きをトラッキングすることで6DoF(自由度)のクオリティの高いVR体験ができます。
「DoFってなに?」という方に説明すると、まずHMDには3DoFと6DoFの2種類があります。
Oculus Goは3DoFです。

3DoFより6DoFのほうがはるかに高いVR体験ができます。
3DoFは頭の向きだけが現実の世界とリンクするのに対して、6DoFは頭の向き+移動がリンクします。

簡単に例えると、
3DoF →「世界を見てるだけの傍観者」
6DoF →「世界を動き回る主役になれる」
ざっくりこんな感じ。
6DoFのOculus QuestはVR空間を自由に歩けます。
Oculus GoからOculus Questに変えた時の衝撃はすごかったです。
鮮やかな有機ELディスプレイ

結論から言うとディスプレイ性能に関してはPCVRと比べると劣っています。
ドットが少し荒くて、遠くの文字が潰れて見にくかったり、グラフィックはPS3レベルだったりします。

↑ボクシングゲーム「The Thrill of the Fight」

↑釣りゲーム「Real VR Fishing」
それでも、Oculus Goと比べると解像度が高く、有機ELで映像が色鮮やかでハッキリしていて見やすいです。
正直、スタンドアロン型でここまでできるのはなかなかスゴイと思います。
ただ、Oculus Goからは確実に進化していますが、ディスプレイ性能はまだまだ改善の余地があります。
しっかりした装着感

ヘッドバンドがゴム製でしっかりと固定できて、装着感はなかなか良いです。
ベリベリで取り付け、取り外しが簡単にできるようになっています。

後ろに余計なモノもついてないので寝ころびながらでも楽しめます。
寝ころびながら見る映画は最高。。。
ただ、重量が571gあって少し重めです。
重心が前面にあるので頬に結構負担がかかります。
個人差はあると思いますが、慣れるまでは1、2時間ほどつけているとしんどくなるかもしれません。
直感的操作が可能なコントローラ

Oculus Questのコントローラは6DoFによってVR体験を圧倒的にリッチにしています。
まるで自分の手のように扱えて感覚的にゲームがプレイできます。
チュートリアルで物をつかんだり、投げたりできるのでホントに感動すると思います。
トラッキングも安定していて、ビートセイバーなどの激しいゲームでもコントローラが反応しなくなることはほとんどありません。

ただ、電池交換がちょっとメンドくさい。。。
ひかえめな価格

Oculus Questの価格はストレージ別に2種類。
・64GB →49800円
・128GB →62800円
これだけ見ると高い気もしますが、PCVRを楽しもうとするとパソコン+トラッキングカメラ+HMDで軽く20万円は飛んでしまいます。。。
それに対して、Oculus Questは5万円でPCVRには劣りますがハイクオリティなVR体験ができます。
正直、Oculus Questのコスパの良さは異次元だと思う。
最後に

「Oculus Questの買おうかな?」、「Oculus Go持ってるから別にいいかな?」みたいに迷ってる方は迷ってる時間がもったいないので今すぐ買うことをオススメします。
僕は早くOculus Questを買わなかったことを後悔しています。
この記事がOculus Quest購入を迷う方の背中を押すような記事であればうれしいです。
ではまた。